―存在とは何か

真理への飽くなき追究

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

死とは何か―医者と患者の対話

死とは何か―医者と患者の対話 患者「先生、診察の結果は・・・」 医者「ガンですね。胃がんです。」 患者「・・・先生、私は死ぬのでしょうか」 医者「何をいっているのですか。あたりまえじゃないですか。」 患者「・・・それは、つまり、もう体中に転移し…

なぜ―生きるのか

なぜ―生きるのか 人は、何の為に生きているのか。 生きているのであれば、考えなくてはならない。 なぜ、人は生きるのか。 なぜ―生きるのか。 それは、 『善く』生きる為だ。 故に、ただ生きる事は、善く生きる事ではない。 生きる事が善い事になるのは、善…

私とは何か―形式と内容について

私とは何か―形式と内容について 人類の歴史とは争いの歴史。 有史以来、今もずっと続いている人類の過ちは全て 「汝自身を知らぬ」事によるのではないか。 私に対する誤診によるのではないか。 私とは何かをよく考えない事に由来するのではないか。 <私>に…

笑いとは何か―矛盾の解消と弁証法的統一について

笑いとは何か―矛盾の解消と弁証法的統一について 笑いとは何か。 あらゆる事象にはそれを引き起こす<初動因>と、目指すべき所の終わりである<目的>がある。 では、『笑う』という事象の<初動因>と<目的>は何か。 ≪初動因≫矛盾の解消、弁証法的統一、…

対立物とは何か―対立物の一致と非対等性について

対立物とは何か―対立物の一致と非対称性について マイナス×マイナス=プラス であるのに プラス×プラス=マイナスでないのは、なぜなのか。 プラス×プラス=プラスになるのは、なぜなのか。 対立物は一致するが、対立物には非対等性があるからではないのか。…

―サンタクロースは何処にいったのか

―サンタクロースは何処にいったのか クリスマス。 朝になるのが楽しみで楽しみで仕方なかった。 あの頃、サンタクロースはいると確信していた。 確かに私の中で実在していた。 サンタクロースはいたのだ。あの時、確実に。 どこに?どの様な形で? 自らが作…

―断章集

―断章集 ≪静止しているものも又、運動しているのであって、運動しているものもまた、静止していると言えるのですよ≫(相対性理論) 時間は変化する―そう言えるのは、変化し続ける現象を根拠としている。であるならば、変化し続ける現象を認識している意識は…

―生きる事が善いのは、善く生きている時であり、かつ、その時に限る。

―生きる事が善いのは、善く生きている時であり、かつ、その時に限る。 <真理条件> AがBであるのは、AがBの時であり、かつその時に限る。 何も難しい事は言っていない。 『雪が白いであるのは、雪が白い時であり、かつその時に限る。』 黒い雪が降っている…