―存在とは何か

真理への飽くなき追究

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

―断片集

―断片集 ≪生きるものが死すべきものであり、死すべきものが生きるものである≫ ≪今という不動の形式を中心に万物は流転する≫ ≪かのものの生をこのものが死に、このものの生をかのものが死ぬ≫(ヘラクレイトス) ≪生きている、それ自体が謎である≫ ≪存在を味わ…

―断片集

―断片集 ≪理性によって語られる言葉、それをロゴスという≫ ≪初めににロゴスありき≫(聖書) ≪言葉を語るとは、理想(イデア)を語る事である≫ ≪存在とは内容ではなく形式である≫ ≪私とはなにものでもない、ゆえになにものでもある≫ ≪知るとは魂の本質が真・…

今と死後について―老人と病人の対話2

今と死後について―老人と病人の対話2 ・ ・ ・ 老人「先ほど話した通り、死は無でないのなら、死後、私はどうなるのかね」 病人「死後なんて無い。」 老人「どうしてじゃ、死があるのだから、死後もあるじゃろう」 病人「死は無い。だから死後もない。」 老…

死を思え―老人と病人の対話1

死を思え―老人と病人の対話1 老人「はぁ、、人生いろいろあったが、私もそろそろ逝く。この頃になるとよく考え込んでしまうんですよ、、そう死について。正直、言うと死ぬのが怖い。かといって見苦しく生きながらえようとは思っとりません。しかし、せめて死…