―存在とは何か

真理への飽くなき追究

―断片集

―断片集
 
≪理性によって語られる言葉、それをロゴスという≫
 
 
 
≪初めににロゴスありき≫(聖書)
 
 
 
≪言葉を語るとは、理想(イデア)を語る事である≫
 
 
 
≪存在とは内容ではなく形式である≫
 
 
 
≪私とはなにものでもない、ゆえになにものでもある≫
 
 
 
≪知るとは魂の本質が真・善・美である事を知る事である≫
 
 
 
≪知るとはすでにそこにあるものを、初めてそこにあるものとして知ったことである≫
 
 
 
≪自分自身を探求して全てを自分自身から学んだ≫(ヘラクレイトス
 
 
 
≪芸術とは、理想(イデア)の表現である≫
 
 
 
≪この世界で最高の芸術的作品は宇宙である≫
 
 
 
≪私の中に思いがあるのではない、思いの中に私がある≫
 
 
 
≪思いは永遠である、そして永遠は今としてここにある≫
 
 
 
≪生前も死後も今にある、全存在は今としてここにある≫
 
 
 
≪前後ありといえども、前後断絶せり≫(道元
 
 
 
≪なにものでもないから、なにものでもある、これが自由
自らをなにものかであろうとする、これが不自由≫
 
 
 
≪自由とは、自らの観念からの自由≫
 
 
 
≪心は心があるという思いの中にある≫
 
 
 
≪光があったから眼が作られた
音があったから耳が作られた
思いがあったから脳が作られた≫
 
 
 
≪在るものは在り、無いものは無い≫
 
 
 
≪なるようになり、ならないようにはならない≫



≪幸福とは幸福な魂にのみ存在する≫
 
 
 
≪しなければならないからする、これが道徳(ルール)。したいとおもうからする、これが善≫
 
 
 
≪善とは外ではなく、自らの内にある≫
 
 
 
≪幸福とは外ではなく、自らの内にある≫
 
 
 
≪幸福を外に求めようとするものは不幸である≫
 
 
 
≪知るとは知らないという事を知る事である≫
 
 
 
≪分かるとは分からないという事が分かる事である≫
 
 
 
≪愛は万物を生成する要因である≫
 
 
 
≪他者とはもう一人の私の可能性である≫
 
 
 
≪ただ生きる事に価値は無い、善く生きる事に価値がある≫
 
 
 
≪人生とは魂を磨く修行である≫
 
 
 
≪狂い咲くは 生
舞い散るは 死
今年も桜は咲く 魂は流転する
桜が咲き散るは 美しく
人が生まれ死ぬ これもまた美しい
 
散った一燐の花びら
あれは私だ≫