―存在とは何か

真理への飽くなき追究

親は子供を教育し、子供の特性を伸ばすべきか?

―親は、子供を教育してやり、子供の特性が可能な限り伸びるように計らうべきではない。
・子供は幼い時から、自分で自分を教育すべきだし、自分で自分の本当の性格を示すべき。
・なぜなら、子供には、子供の人格、良心、考えを元に行動している。それを尊重してやるべき。相手が、自分の子供だろうが、誰だろうが、尊く大切に思い、徹底的に対等に接するべきだ。それにいつだって自分の事を一番知っているのは自分自身だ。
・すなわち、子供には子供の人格、良心、考えがあるのだから、親はそれを、尊重し忍耐強く、見守り、子供が自ら考え、成長するような態度を示すべきだ。親が、子供に自分の考え、人格を押し付けるのは簡単だ。いわば、楽な方法。一方、子供の考え、意見、良心を尊重し、子供に任せる方が、大変だが、その方が子供の為になる。なぜなら、大人になってからは、ずっと、自分で、自分自身の事を考え行動していかなくてはいけないから。それに他人から無理やり押し付けられた事を行う事に何の意味があるのか?
・大人が、1415になった子供を罰するなんて馬鹿げている。
・子供はみんな、いや親でさえ、もはや懲らしめたり、叩いたりしても何も変わらないことはしっている。
・それよりも、大人は、道理にかなった主張、当人が犯した誤りを示し、自ら考えさせる方が、罰を与えるよりずっと効果がある。
 
参考文献 アンネの童話 アンネ・フランク