―存在とは何か

真理への飽くなき追究

10万光年先の惑星に寿命が尽きる前に移動するは可能か?

―地球から10万光年はなれた、惑星に寿命が尽きる前に、移動する事は可能か?
・光速に限りなく近いスピードで移動できる宇宙船を作れば可能。
・光速に限りなく近いスピードで等速直線移動する宇宙船の中に乗っているすべての物は光速に限りなく近い速度で運動している。
・この宇宙線では体を動かす事はできない。体を動かすと言う事は、加速運動させると言う事であるが、すでに光速で体が動いているので、これ以上加速出来ない。この宇宙の法則である「物質は30km/sより早く動く事は出来ない。」を破る事は出来ない。
・すなわち、体を構成している、元素全てが光速で移動している為、体の中で元素が動く事は出来ない。すなわち代謝もしないし、呼吸もしないし、血液も流れない。つまり年を取らない。
10万年たった後、惑星についたあなたは体感では一瞬で移動したように感じる。体の代謝が止まっていたからだ。しかし、実際には周りは10万年の時間が経過している。すでに、地球の人類は絶滅しているかもしれない。
・このように、時間とは相対的な物でり、光速で動けば、数万年だろうが、数億年だろうが一瞬で経過する。1年間が長く感じるのは我々が非常にゆっくりと動いているからだ。
・光速で移動する装置を発明すれば、一瞬で、数10年、数万年後の未来へ行く事が可能。実際には、光速で移動する事により、自分の時間を止めているだけなのだが。
 

―重力とは、時空を歪ませる力の事である。

・重力は質量のある物質が普遍的に持つ力の事である。

E=mc^2から、エネルギーは質量に変換可能のので、質量が0の光子(電磁波)も、重力を持つ。すなわち、エネルギーを持つ物なら、すべて、時空(時間と空間)を歪ませる力を持つ。

・重力は、物質を引っ張る力というのは、△。正しくは、時空を歪ませる力。

・目の前の石ころだろうが、人間だろうが、周りの時空を歪ませている。

・重力の力の範囲は無限大。力が伝わる速度は30km。これは、力を交換し合うボース粒子(グラビトン)の質量が0の為、光速で移動が可能。

・力の伝わり方は、波の様に伝わる。すなわち、電磁気力が力を伝える時、電磁波として伝わる様に、重力も重力波として伝わる。質量がある物質は、絶対零度においても、不確定性原理により、振動している。(物質が完全に静止する事は不可能。)質量のある物質が振動すると、時空も歪み、振動する。すなわち、重力波とは、時空の歪みの波が光速で伝わる事。

・時空の歪みが伝わると、物質も、時空の歪みに合わせて、伸びたり、縮んだりする。

ファインセラミックスの様な結晶体に圧力を加えると、結晶の構造が変化し、原子の電子配置が変化する事で、電位差が生じる。圧力を加えることで、電圧が生じる事をエピゾ効果(エピゾ電圧)という。重力波により、空間が伸びたり、縮んだりすると、結晶体の構造も変化するので、エピゾ電圧が生じ、電流が流れる。この電流を捉えると、重量波を捉えた事になる。

 

―時空が歪むと、物質に加速力が加わり、加速運動する。

・平坦な歪みのない時空は平面。重力により、時空が歪むと、時空の中に存在する物質は時空の歪みにより、運動方向が変化する。平面の時空が歪んで凹むと、等速直線運動(静止運動)をしている物質は、その凹みの中に落ちていく。運動の速度、方向が変化した事になる。すなわち、等速直線運動で無くなったので、物質に力が加わった事になる。

・すなわち、重力とは、空間を歪ませる事により、その空間に存在するあらゆる物質を加速させる力を持つ。

・物質に、直接的だろうが、間接的だろうが、力を加えると、力を加えた分と同じ力が、逆方向に働く。これを慣性力という。これは、質量がある物質は、今の運動状態をずっと保というとする力を持っているからだ。この力の事を慣性力という。

慣性力は、質量に比例する。すなわち、重い物質ほど、同じ運動状態を保とうとする力が強い。宇宙空間(無重力空間)であろうが、静止している、ビー玉と鉄球では、鉄球を動かす方が大きな力を加えなければいけない。

・作用反作用の法則も質量がある物質は慣性力を持っているから。

・遠心力が生じるのも、物質に慣性力があるから。円の中心を回る物質は、同じ運動(等速直線運動)を保とうとする為、円の外の向かって直線運動をして飛び出そうとする。

すなわち、円運動とは円から飛び出そうとしている物質に、円の中心に引っ張る力を加えている事になる。円の中心に引っ張る力は、作用反作用の法則により、円の外側に逆向きの力が同じ分だけ働く。これが遠心力。

 

―時空が歪むと、時間の速度も遅くなる。

・すなわち、質量がある物質は、周りの時空をゆがませ、時間の進みを遅くする力を持つ。

・石ころも、人間も質量があれば、例外はない。

・なぜ、時間の進みが遅くなるか?

・時空が歪むと、光の進行方向も、時空の歪みに沿って移動する。すなわち、時空が歪むと光は直進できず、曲がる。

・光の進行方向が曲がるという事は、直進する事が出来ないと言う事である。時空が歪んでいない空間を進む光子と比べると、同じ1秒でも、進んだ距離は時空が歪んでいる方が進む距離は短くなる。すなわち、時空の歪みが少ない場所と比べると、時空の歪みが大きい場所は時間の進みが遅くなっている。

・時空の歪みが少ない場所から、時空の歪みが激しい場所の光の進んだ距離を計測しているとする。自分の時計の針がきっかり1秒経過した間に時空の歪みが激しい場所の光子が進んだ距離を計測すると1mだった。すなわち、時空の歪みが少ない場所から見ると、時空の歪みが激しい場所の光子は1秒間にたった1mしか進んでいない事になる。しかし、実際には光子は3×10^8m/s30km/s)で移動している。すなわち、スローモーションで光子を見ている様な物なのだ。つまり、時空の歪みが少ない場所から時空の歪みが激しい場所を見たら場合、時間の進みが遅く見えるのだ。逆に、時空の歪みが激しい場所から、時空の歪みが少ない場所をみると、時間の進みが早く見える。時空の歪みが激しい場所で1秒が経過している間に、時空の歪みが少ない場所では3×10^8秒も経過しているからだ。

・つまり、時間と空間は相対的な物であり、絶対的な物は速度の上限が30km/sまでと言う事だけだ。

 

―机の上に乗っている石と、秒速10mで加速運動している同じ重さの石ではどっちが重いか?

・秒速10mで加速運動している同じ重さの石

・加速運度している運動エネルギーの分だけ、エネルギーが髙い。

E=mc^2より、エネルギーは質量に変換可能なので、エネルギーが髙い方が重い。

 

―地面の上に落ちている腕時計と、地面から1000m上にある同じ重さの腕時計はどっちが時間の進みが遅いか?

・地面の上に落ちている腕時計

・地球は1つの巨大な物質である。

・重力、すなわち、時空を歪ませる大きさを距離の2乗に反比例する。すなわち、地球に近い所程、時空は大きく歪んでいる。

・時空が大きく歪む程、光は進む方向は曲がる為、時間の進みは、地上から1000m上空と比べた場合、遅くなる。

・地球の周りを回っている、人口衛星は地上と比べ、重力が小さい為、地上と比べ時間の進みが遅くなっている。その為、地上の時間に合わせる為、わざと、時計を速めているそうだ。

参考文献 時空のからくり 山田克哉