なぜ陽子と中性子のペアはあるのに中性子2個のペアは出来ないのか?
中性子はスピンが整数/2(1/2)なのでフェルミ粒子。パウリの排他原理により、中性子は同じ状態になる事が出来ない。すなわち↑のスピンと↓のスピンの状態しかとれない。しかし、互いに反平行なスピンは核力が弱くなり結びつけない。しかし陽子と中性子はフェルミ粒子だが、別の粒子なので同じ運動状態をとる事が可能。すなわち↑向きのスピン(+1/2)と↑向きのスピン(+1/2)を取る事ができる。互いに平行なスピンは核力が強くなる。
結果、陽子と中性子のペアは核力が強いので存在する事が可能。
―電子軌道の様に、陽子、中性子も軌道を持つ。
・電子軌道を占める電子の数と原子軌道を占める原子の数は異なる。
s軌道(0) 軌道数1×2個=2個
p軌道(‐1、0、1) 軌道数3×2個=6個
d軌道(‐2、‐1、0、1、2)軌道数5×2個=10個
f軌道(‐3、‐2、‐1、0、1、2,3)軌道数7×2個=14個
軌道が1つ上がるたびに軌道に入れる電子の数が4個づつ増える。
7s(87.88)
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7p(113~118)
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7d(133~142)
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7f(143~156)
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6s(55,56)
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6p(81~86)
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6d(103~112)
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6f(119~132)
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5s(37.38)
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5p(49~54)
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5d(71~80)
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5f(89~102)
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4s(19.20)
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4p(31~36,)
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4d(39~48)
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4f(57~70)
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3s(11,12)
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3p(13~18)
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3d(21~30)
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2s(3,4)
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2p(5~10)
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1s(1,2)
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原子軌道も同じようになっていると考えられる。
s軌道(0)軌道数1×2個=2個
p軌道(‐1、0,1)軌道数3×2個=6個
d軌道(‐2、‐1、0、1、2)軌道数5×2個=10個
f軌道(‐3、‐2、‐1、0、1、2,3)軌道数7×2個=14個
Feも陽子の数が26個で安定。
5s(81,82)
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5p(107~112)
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5d(127~136)
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5f(137~150)
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4s(49,50)
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4p(75~80)
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4d(97~106)
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4f(113~126)
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3s(27,28)
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3p(43~48)
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3d(65~74)
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3f(83~96)
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2s(9,10)
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2p(21~26)
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2d(33~42)
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2f(51~64)
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1s(1,2)
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1p(3~8)
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1d(11~20)
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1f(29~32)
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―原子の中はスカスカ。
・原子は原子核とその周りに波の様に存在する電子で構成される。
原子の大きさは10-10m。原子核の大きさは10‐15m。すなわち、原子核の大きさは原子の大きさの10万分の1(1/100000)。自分が原子核だとすると周りに存在している電子は10万m先に存在する事になる。
でも、ヘリコプターとヘリコプター同士は必ずぶつかるだろう。原子も同様に、直径が大きな原子同士であれば、中身がスカスカでも周りに電子が回っているのでぶつかるのだ。